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新生銀行とアプラス、銀行系初の海外プリペイドカード「GAICA」を展開

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2016年8月5日8:00

銀行系初の海外プリペイドカード「GAICA」を展開
外貨でのチャージ、ATM手数料無料で差別化が鮮明に

新生銀行とアプラスフィナンシャルの子会社であるアプラスがVisaメンバーシップを活用し、海外専用のプリペイドカード「海外プリペイドカードGAICA(ガイカ)」(以下、GAICA) の取り扱いを開始したのが2015年7月(発行はアプラス)。2020年の東京オリンピックに向けてキャッシュレス決済の普及が進む中、国際ブランド付きのオープンループ型プリペイドカードの先駆けとして誕生したGAICAの1年の成果と目標について探る。

新生銀行口座所有者にはFlex機能を付加
米ドルなど4外貨でもチャージ可能

GAICA は出発前にチャージしたお金を世界200 以上の国と地域で使える海外専用のプリペイドカード。世界に約230 万台ある(2014年12月31日現在)Visa、PLUSマークのあるATM から現地通貨を引き出すことができ、海外のVisa 加盟店でのカードショッピングに利用できる。

さらに、新生銀行の新生総合口座パワーフレックスを所有し、インターネットバンキング・新生パワーダイレクトに登録している場合、オプションとしてFlex 機能が利用可能になる。Flex 機能の最大の特長はチャージ通貨が日本円だけでなく、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドルの4通貨に対応していることだ。新生銀行の普通預金口座や外貨普通預金口座からGAICA へダイレクトにチャージ可能。また、使い切れずに余った日本円と外貨のカード残高は手数料無料でカード会員の新生銀行の口座へ払い戻しできる。

アプラス ペイメント事業開発室 次長 横尾英成氏

アプラス ペイメント事業開発室 次長 横尾英成氏

アプラス ペイメ ント事業開発室 次長 吉田亮氏。アプラスでは5年後に会員数40 万人という目標に向けてさらなる付加価値をつけGAICAの認知度・利便性を向上していく方針

アプラス ペイメ
ント事業開発室 次長 吉田亮氏。アプラスでは5年後に会員数40 万人という目標に向けてさらなる付加価値をつけGAICAの認知度・利便性を向上していく方針

標準機能のみのGAICA では、チャージは利用者がアプラスの指定するチャージ専用口座へ円資金を振り込む必要があるが、手続きできる時間帯が限られており、入金が残高として反映されるまでタイムラグが生じることも。Flex機能なら、会員専用サイトから24時間365 日いつでもチャージ・払い戻しが可能となり、残高もリアルタイムに反映される。

gaica1

「プリペイドカードのGAICA は与信審査なしで発行が可能です。そのため、クレジットカードの保有に抵抗を感じる方にも訴求しやすいメリットがあります。発行に審査が不要のため、提携先にとっても顧客・会員の囲い込みが容易となり、ほぼ全体を網羅することが可能になります。

GAICA では満13 歳以上の国内在住の方を対象としており、未成年の方は保護者の同意が必要となりますが、海外旅行や留学をしているお子様に持たせるケースも多く、前払い式のため使いすぎる心配がないと保護者の方から好評を得ています。あわせて、海外に長期出張するビジネスマンにはFlex機能によって外貨をダイレクトにチャージできる利便性が受けています」(アプラスペイメント事業開発室 次長 横尾英成氏)

「プリペイドカード&ギフトカードガイドブック」から一部抜粋


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